渡邊 美潮 (わたなべ みしお)
下野市の魅力を市内・市外に伝える地域おこし協力隊
- 出身・・・栃木県宇都宮市(埼玉県川口市から下野市へ転入)
- 前職・・・自営業・フリーランス(声優事務所に所属)
- 趣味・・・音楽鑑賞、歌、紅茶巡り
- ニックネーム・・・みっしー
- 活動開始日・・・令和元年11月1日
- 活動拠点・・・総合政策課・コミュニティFM「FMゆうがお」
- 活動内容・・・「FMゆうがお」における市の広報活動・情報発信
下野市地域おこし協力隊として就任3年目をむかえた渡邊さん。もともと下野市にゆかりはあったものの実際に下野市民となって感じたこと、日々の活動のことなど、地域おこし協力隊だからこそ気づいた下野市のよいところなどをお話してくださいました。
インタビュアー:斉藤美貴 「FMゆうがお」で渡邊さんと一緒にパーソナリティを担当。
着任から先日丸2年たちましたが、どんな活動をされていますか?
下野市コミュニティFM「FMゆうがお」の開局当初からスタートした市の提供番組「しもつけピタッとラジオ」の制作とパーソナリティを担当しています。
ラジオの「制作」とはどんなお仕事ですか?
企画からゲストの出演交渉や月間スケジュールを作ったりと、1から番組を作っています。地域おこし協力隊になって市役所の内側を知り、「下野市民」としての目線ももったので、様々な視点でどうやったらわかりやすく柔らかく伝えられるかを考えながら作っています。
ラジオの「パーソナリティ」として心がけていることはありますか?
気軽に聞ける行政番組を心がけています。堅苦しくなりがちで情報を読んでいるだけだと聴いている方も「広報誌に載ってるじゃん」となってしまうので、どういうふうにフランクに伝えていこうかなと考えながら作っています。
思い入れのある番組企画はありますか?
色々な企画をやって色々な人にお会いしてきましたが、日本グリム協会会長で宇都宮大学の名誉教授でもある橋本孝先生に出ていただいた「下野市とグリム」の企画です。初めはお声がけしてもいいものかと思いましたが「ぜひぜひやらせてください」と言っていただけて5回の連続講座をやらせていただけました。橋本先生の企画はコミュニティFMでできちゃった!という思いがあります。
実際に下野市で暮らしてみて「いいな!」と思うところはどんなところですか?
私の出身高校が下野市内にある「県立石橋高等学校」ということもあり、もともと下野市に足を運ぶことはありましたが、今も昔も変わらず「のどかだなぁ」「ゆったりできるなぁ」ってすごく感じます。まちの人もゆったりなまちの雰囲気にひっぱられてか穏やかな人がすごく多いですね。後は夜が静か。そういう部分でも「気持ちにゆとりを持てる」のかなと感じました。道路があまり混まないというのもいいところかな。
今後、下野市でどんな活動をしていきたいですか?
行政の立場と市民の立場という間のポジションで協力隊は活動するので「FMゆうがお」に関わっている以上どう行政が市民がこのラジオを活用していけるのかを模索していきたいなと常々考えています。「FMゆうがお」は建物は市のもので運営は民間会社と公設民営なので番組や広告はどうしても無料とはいきませんが、お金を出してでも「FMゆうがお」で告知宣伝したいなと思ってもらえるような局にしていけたらいいなと思いながら活動しています。引き続き行政から市民に有益な情報をお届けできるようにしていきたいなと思っています。
■下野市地域おこし協力隊HP
■FMゆうがお