保澤 美幸(ほざわ みゆき)
下野市の魅力を市内・市外に伝える地域おこし協力隊
  • 前住所地・・・北海道
  • 前職・・・北見市地域おこし協力隊(市民協働支援員)
  • 活動開始日・・・令和3年9月13日
  • 活動拠点・・・総合政策課・市民活動センター
  • 活動内容・・・ 移住定住・関係人口創出事業

移住者にとって大切なのは「移住後の繋がり」。自らの経験を生かし移住から定住へと繋げるため活動する下野市地域おこし協力隊員の保澤さん。着任から丸1年、移住者だからこそ気づいた地域の魅力やこれからの目標などをお話してくださいました。

市民活動センターにて インタビュアー:プチハピしもつけリポーター斉藤美貴(右)
着任から1年目を迎えられ、下野市での生活はいかがですか?
下野市からも近い真岡市に実家があるので、父によく助けられています。土日の勤務日や学童のお迎えに間に合わない時など、一人では対応できないときに親を頼っています。東京や北海道で生活していた頃はこんなに頻繁に親には会えなかったので、栃木県に戻って来てよかったなと思います。
地域の方々にはコロナ禍でお会いするチャンスが少なく、繋がりづくりや地域のことを知ることがなかなか難しいのですが、これからもっと地域の方々と繋がっていけたらいいなと思っています。
保澤さん作「ふくべランタン」下野ふくべランタン祭りにて
これまでに印象深かった活動を教えてください。
下野市は「かんぴょう」生産量日本一なので、「かんぴょう」の可能性についていろいろ探っています。『下野かんぴょう・ふくべ振興の会』(代表:青柳庄一さん)さんを紹介していただき、様々な活動に関わっています。
自分も公民館講座で「ふくべランタン」を制作することになり、芸術の分野は苦手な私なのですが思いのほか素敵なランタンができてびっくりしました。そのランタンは『しもつけ燈桜会』や『下野ふくべランタン祭り』で活用されています。
また、オンラインで市外の方向けに『かんぴょう料理講座』も開催しましたので、芸術品としても食品としてもゆうがおの実は可能性が高いなと感じています。
下野市の「いいな!」と思うところはどんなところですか?
やはりJRの駅が3つあるので東京にも宇都宮にもアクセスがいいところです。東京生活が長かったので東京に友人も多く、会いに行くのに便利です。また、電車で宇都宮にも遊びに行きます。下野市は海に行くにも1時間ちょっと、那須や日光などにも1時間くらいで行けるので、遊びに行くにもちょうどいい距離です。
移住者交流会にて参加者の皆さんと記念撮影
今後、「移住定住担当として」下野市とどのように関わっていきたいですか?
コロナ禍で日本全体が働き方や暮らし方が変化している状況の中で、移住を考える方もかなり増えています。1年前に私が下野市を選んで移住してきたと同じように、もし下野市の存在を知っていたら「移住したい!」という方も増えるのではないかと思っています。
東京や北海道など、県外で暮らし子育てしていたからこその経験や視点を生かして、マルシェやツアーなどイベントを行って下野市をPRし、下野市に興味を持ってくれる方を増やしていきたいと思っています。
また移住してきて終わりではなく、ずっとここで暮らしていきたいと思ってもらえるような繋がりづくりも大切だと考えています。何か困ったことがあったら相談ができたり、気軽にコミュニケーションが取れる関係性づくりができたなら、安心してずっと地域で暮らしていけると思います。
これからも地域のことをもっと学んで経験し、東京での人脈なども生かせるような活動ができたらいいなと思っています。

■下野市地域おこし協力隊HP

■下野市への移住相談について