移住者さんにインタビュー
高橋大貴(たかはし だいき)さん
- 家族構成:単身
- 出身地:京都府
- 年代:20代
- 移住した年:2019年3月
- 職業:農園勤務
いざわ苺園の前にて
下野市に移住したきっかけを教えてください。
大学生の時、趣味の繋がりで「いざわ苺園」を知り、ゼミで農業関連の題材(6次産業化など)があり個人的にインターンとして、二泊三日で泊まりながら「いざわ苺園」での農作業を体験しました。就活中に内定していたところもあったのですが、やはり「いざわ苺園」の魅力を感じて、下野市に移住することを決めました。
いちご畑の手入れをしている高橋さん
下野市に移住してよかったことを教えてください。
下野市は満員電車や人混みなどのストレスが無いことが良かったです。また。何も無い分、必要なものが見えてくると思います。休みの日の時間の使い方、都会だといろんなものが歩いているだけで飛び込んできますが田舎だと無駄な情報は入ってこないので、必要なものが見えてきます。職場で寮を用意してくれたので、余計な心配をせずに就職のことだけを考えられて良かったです。
職場の仲間とランチ休憩中。向かって左から高橋さん(ご本人)、梅山さん、河合さん
下野市の生活はいかがですか?
移住前は栃木県のことすらほとんど知らなかったのですが、来てみて何をどこで買うか(コンタクトレンズなど)、大規模店はどこにあるのか、歯医者さんはどこがいい?などを職場のパートさんに聞いて、見つけたりしています。パートのおばさんはいろんな情報をくれたりおすそ分けをしてくれたり、とてもよくしてもらって、人のよさが感じられます。自然いっぱいの下野市なので、車で走るととても気持ちがいいですね。車があると暮らしやすいと思います。
下野市に移住して困ったことはありますか?
同世代の方々と知り合うことがあまりないので、そういったチャンスがあればいいなと思っています。同年代の方と、いろいろ情報交換をしたいです。
吉田村VILLAGE
下野市の好きなところは?
吉田村VILLAGE。大きな大谷石倉をリノベーションして作った複合施設で、ベーカリーカフェや産地直売、ホテルなどが併設されていていろいろ楽しめるところです。また、最近はふれあい会館のトレーニングジムに週二回通っています。スタッフの方もいい方ばかりなので、楽しくトレーニングしています。
他には市外なのですが近くにスケートボードパークがあり、休日などはたくさんの仲間たちとスケボーを楽しむことができます。
近くのスケートボードパークで余暇を楽しむ
これからやってみたいことを教えてください。
将来的には実家(京都)の農家を継ぎたいと思っています。実家では野菜全般を育てているのですが、いちご栽培にもトライしようと思っています。また、いざわ苺園のように6次産業化にも取り組みたいです。
農業は働き手も高齢化しているレガシー産業ですが、産業としての伸び代はまだまだあると思っています。今後、どのようにして若い世代を巻き込んでいけるのかや、時代に合った新しい農業のカタチを模索していけたらと思っています。