山口 貴明(やまぐち たかあき)

まちづくりの仕掛人。故郷を大切に、次世代へ受継ぐ建築家

  • 一級建築事務所アンプワークス 代表
  • 一般社団法人シモツケクリエイティブ 代表理事
ご職業はなんですか?
「一級建築事務所アンプワークス」という設計事務所を営んでいます。また、2017年の春に、まちづくり会社「一般社団法人シモツケクリエイティブ」を立ち上げ、代表理事を務めています。「建築家」として、また、「ローカルプロデューサー」として、人づくり、ことづくり、場所づくり、まちづくりのお手伝いをしています。
山口さんを突き動かす原動力はなんですか?
自分が生まれ育った下野市石橋地区が衰退していくのを見たくないという、純粋な「郷土愛」。子どもが3人いるのですが、子どものふるさとになるこの場所を、魅力ある故郷にしてあげたいという「親心」。この街に住んで、この街で仕事をして、そして遊べたら、有限な時間を無駄なく使える。この街を、そんな自分の理想に近づけたいという「下心」。この3つが原動力になっています。
下野市のこれからをどう考えていますか?
日本は、少子高齢化でますます人口が減少し、下野市も例外ではありません。今いる人口をキープできるような「住みよい街」にし、下野市を持続、熟成させていくことが必要だと考えています。
さらに、下野市を訪れてくれる人口(いわゆる「交流人口」)をもっと増やしていきたいと思っています。そのためには、観光業や商業というコンテンツに力を入れ、それらを高める必要があります。他の市町村がやっているようなことをただ真似るのではなく、下野市らしさや良さを活かすべきだと強く感じています。
山口さんのおっしゃる「下野市の良さ」ってなんですか?
すごく面白くて、バカで、頼もしい仲間たちと出会えることが、この街の良さですね。あとはやっぱり、交通アクセスが良くて、街と田んぼが隣接している点です。少し行けば自然豊かな田舎があり、少し行けば都会とまではいきませんが街がある。環境がとても良いです。
あとは、こんな僕がいる点ですね(笑)。基本、自分のことが大好きなんです。「自分が好き、この街が好き、その延長で日本が好き!」みたいな。そうでないと、まちづくりの仕掛人、ローカルプロデューサーは名乗れませんからね! こんな僕がいる、この街に、みなさん遊びに来てください。